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言いたいことは特にないんだけれど、

趣味なし特技なし。これというものなし。

「じゃあ、もういいよ」の意味って

 

私はよく自分が気にくわない話があるとパートナーに「じゃあ、もういいよ」と吐き捨ててしまう時がある。

 

日本語とは本当に難しい言語だな。としみじみ思うのだけれど、「じゃあ、もういいよ」の一言でいろんな意味を含んでいる。

 

誰しもが一番使う「じゃあ、もういいよ」という言葉はたぶん「めんどくさい」「ほっといてくれ」「どうせ分かってくやしない」この3つだと私は思う。この言葉がでる時は必ず怒りと不満がある時だろう。

 

「あぁ、めんどくさいな。きっと自分の考えを言ったって相手は理解してくれないだろう。」そう、もうこの時点で全てがめんどくさいという考えに頭は達しているのだ。

 

「もう、ほっといてよ!」そう、もうこの時点で相手から離れたい気持ちが爆発しているのだ。

 

そして最終的に「どうせ話したって理解してくれないでしょ、私の気持ちなんて」と相手との関係を自ら切ろうとし自分があたかも被害者だ!という開き直りな気持ちが含まれている。

 

なんともまぁ、「じゃあ、もういいよ」とは相手の気持ちを理解せず自分の気持ちも切り捨てるような悲観的な言葉なのだろう。

 

だがしかし、「じゃあ、もういいよ」という言葉は違う意味に使う時だってあるのだ。全てが負に満ちた言葉ではない。

 

想像してみてほしい。

 

自分が疲れている時。仕事、主婦業、勉強、子育てと人間関係や業務に追われている時に相手に放つ「じゃあ、もういいよ」は優しさに満ちていたりする。

 

この人に選択肢を迫ってはいけないんだな…と感じた時に優しい気持ちで相手に対してその言葉が使われたりもするのだ。 そして優しさの「じゃあ、もういいよ」から何か相手に対して尽くしてあげようという気持ちに繋がる。

 

うつ病の方に「頑張れ!」と励ましの言葉をかけてはいけないと言うのはご存知だろうか。ひたすら頑張って心が疲れきってしまった方にに対してまだ頑張れという言葉をかけることに私は少し抵抗がある。

 

優しさや相手を気遣う気持ちがあるだけで相手に対して負担をかけたくないから、その言葉が出る。そう、あの怒りと憎たらしさの塊しかない「じゃあ、もういいよ」から一転、優しさに満ち溢れた素晴らしい言葉になるのだ。

 

冒頭でも言ったように日本語とは難しいものである。私自身、英語はまったく分からない。もしかしたら英語でもドイツ語でもフランス語でも、どの言語でも相手に自分の気持ちを言葉で伝えるのは難しいのかもしれない。

 

「じゃあ、もういいよ」と言う側もその言葉1つを相手に放り投げるだけじゃなくその言葉にあと1つ気持ちを乗せてみたらどうだろうか。

 

「じゃあ、もういいよ」と言われた側もどうして相手がその言葉を使ったのかを考えてみてはどうだろうか。

 

とにかく、「じゃあ、もういいよ」と言う言葉は難しく簡単な言葉であるのは間違いないのだ。

 

なんでも「面白いじゃん」と言う人間

 

書きたいことを探しても見つけることが出来ないから、じゃあここでは気になることを好きなだけベラベラと話そうかなと思う。

 

今回は

「面白いじゃん」人間について。

 

 

 

仕事先の先輩でいつも笑かしてくれ、新人が入るたびに職場の雰囲気を和ませてくれていたムードメーカー。今は放送作家として様々な場所で活躍している、通称Nさん。

 

Nさんの頭の中には引き出しが何千個もあるんだ!と私は出会った瞬間に思った。なぜかと言うと、私の投げかけに対して沢山の答えを出してくれるからだ。「これなら、これ。こう来るなら、こう返そう」という感じで。

 

まぁ、それが決して参考になり納得いくアドバイスになることはないのだけれど、全てが私の笑いのツボにストレートで投げてくる。そう、毎回、満塁ホームランだ。涙が出るほど笑かしてくれるNさんと仕事をするのも飲みに行くのも私は大好きだった。

 

いつか私の飼い猫が脱走してしまった時のこと。仕事先のみんなに「見かけたら連絡ください!!」と必死になっていた私にNさんはこう言い放った。

 

「うっそ、それ面白いじゃん笑」

 

あれ、おかしいな。

まったく面白いことではないのに。

 

この時、私は理解した。

 

「あぁ、もうこの人は面白病なんだ…」

 

それから、面白病は末期になり何を話してもネタに聞こえるのか面白くない事までNさんは「面白いじゃん」と返すのであった。放送作家だからこその職業病であるかもしれない。

 

だがしかし、職場を辞めて放送作家一本になった時期に飲み会へちょこっと顔を出してくれた。みんなが盛り上がってる話題に対してNさんが放った言葉が…

 

「よくそんなんで笑えるな、笑いの質が下がったわ」

 

そうか、そうなってしまったか。

昔のNさんは何処へ行ったのやら…Nさんはくっそつまんねー話ばかりして、くっそつまんねー言葉ばかり引き出しからポンポン投げて来やがったのだ。それはもう空振り空振り、どこに球投げてんだよ。

 

面白病が末期になり、末期を超えるとここまでつまらない人間になってしまうのか。

 

その時、私は心の中で思った。

 

 

 

「それもそれで面白いじゃん」

 

 

 

そんなNさんは日々忙しく放送作家として生きている。いつかNさんが作った番組をTVで大笑いしながら見れる日を私は微々たる気持ちで心待ちにしている。